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AndroidManifest.xmlの<activity>要素の属性一覧

AndroidManifest.xmlの<activity>要素に指定する属性について調査した結果を一覧にまとめました。

application要素の属性についてまとめたページを作成済みでしたが、activity要素の属性についても調べました。 ターゲットとしたSDKはAPIレベル33です。

属性名の先頭には"android:"が付きますが、表示スペースの都合上、省略しています。 また、非常に長い名称の属性が追加されたので、強制的に途中で改行して表示するように変更しました。
  各属性の情報はインターネットで検索して集めました。
正確を期すようになるべく複数の情報源を調べるようにしましたが、内容が正確ではない可能性があることをご了承ください。
属性名 設定内容   API  
allowEmbedded アクティビティが、他のアクティビティの埋め込み子アクティビティとして起動できるかどうかを指定します。
true:起動できる、false:起動できない、デフォルト:false。
20
allowTaskReparenting アプリケーションで定義したアクティビティが次に前面に現れるタイミングで、アクティビティを開始したタスクから親和性のあるタスクへと移動可能かどうかを指定します。
true:可、false:不可、デフォルト:false。
この属性が未指定の場合は、<application>要素のこの属性の設定値が適用されます。
allowUntrustedActivityEmbedding このアクティビティを他のアプリケーションに埋め込むことをすべてのアプリケーションに対して許可するかどうかを指定します。
true:許可する、false:許可しない、デフォルト:false。
埋め込みを許可する対象アプリケーションを個別に設定したい場合は、knownActivityEmbeddingCerts属性を利用します。
33
alwaysRetainTaskState アクティビティが属しているタスクの状態が、システムによって常に維持されるようにするかどうかを指定します。
true:維持する、false:特定の状況でシステムはタスクを初期状態にリセットする、デフォルト:false。
この属性の指定はタスクのルートアクティビティに対してのみ意味があり、他のアクティビティでは無視されます。
attributionTags ブロードキャスト送信時に権限チェックを行う場合、使用される属性タグを文字列で指定します。
複数タグを指定する場合は、'|'記号で連結して指定します。
31
autoRemoveFromRecents このアクティビティによって起動したタスクの最後のアクティビティが終了した後も、最近利用したアプリケーションのリストに残すかどうかを指定します。
true:残さない、false:残す。
ドキュメントのアクティビティの場合のデフォルト値はtrue、通常のアクティビティの場合のデフォルト値はfalseです。
この属性設定は、アクティビティを起動するインテントのFLAG_ACTIVITY_RETAIN_IN_RECENTSフラグ設定を上書きます。
21
banner Android TV向けのホーム画面用のバナー画像を指定します。
画像を定義したDrawableリソース参照を指定する必要があります。
<application>要素にも同じ属性がありますが、アクティビティごとに個別に指定したい場合に、この属性を設定します。
21
canDisplayOnRemoteDevices リモート デバイスにアクティビティを表示できるようにするかどうかを指定します。 true:表示できる、false:表示できない、デフォルト:false。 33
clearTaskOnLaunch ホーム画面から再起動される場合は常に、ルートアクティビティ以外のすべてのアクティビティをタスクからクリアするかどうかを指定します。
true:クリアする、false:クリアしない、デフォルト:false。
この属性の指定は新たなタスクを開始するルートアクティビティに対してのみ意味があり、他のアクティビティでは無視されます。
colorMode アクティビティが使用したいカラーモードを指定します。
Android8.0(APIレベル26)では、グラフィックをレンダリングするための追加の色空間がサポートされました。
以下のカラーモードが指定可能です。
default
デフォルトカラーモード
hdr
HDR(High Dynamic Range)カラーモード
wideColorGamut
WCG(Wide Color Gamut)カラーモード
追加の色空間の使用は、画像編集やビデオ編集などの忠実度の高い色再現が要求されるアプリケーションに有用です。
ディスプレイの性能によっては、指定したカラーモードを使用できないことがあります。
26
configChanges ハンドリングしたい構成変更項目をリスト指定します。
デフォルトでは、実行時に構成変更が発生した場合、アクティビティは停止して再起動されます。
この属性で指定した構成変更項目については、アクティビティの再起動は行われず、onConfigurationChanged()メソッドが呼び出されます。
以下の項目が指定可能です。複数項目を指定する場合は、'|'記号で連結して指定します。
mcc
IMSI国コード
mnc
IMSI事業者識別コード
locale
ロケール
touchscreen
タッチスクリーン(通常発生しない)
keyboard
キーボードタイプ(外部キーボードの接続など)
keyboardHidden
キーボードの使用状態
navigation
ナビゲーションタイプ(通常発生しない)
screenLayout
画面レイアウト(異なるディスプレイが有効になるなど)
fontScale
フォント拡大係数
uiMode
ユーザインタフェースモード(端末をドックに置いたり、ナイトモードに変更するなど)。APIレベル8で導入。
orientation
端末の向き(APIレベル13以上の場合は"screenSize"も指定する)
screenSize
利用可能な画面サイズ(端末回転による変更も含む)。APIレベル13で導入。
smallestScreenSize
物理的な画面サイズ(外部ディスプレイへの切り替えなど)。APIレベル13で導入。
layoutDirection
レイアウト方向(LTRとRTLの切り替えなど)。APIレベル17で導入。
density
画面密度。APIレベル24で導入。
colorMode
カラーモード。APIレベル26で導入。
通常のアクティビティのライフサイクルに従えば、構成変更時にシステムが自動的に適切なリソースを使用してくれますが、この属性を指定した場合はアプリケーションの実装で対応しなければなりません。
対応が非常に困難になるケースでは、この属性を指定する方法は避けた方がよい場合があります。
Android8.0(APIレベル26)以上では、"mcc"と"mnc"に関して仕様が変更され、この属性で指定しなくても構成変更によるアクティビティの再起動は行われなくなりました。 アクティビティを再起動するように設定したい場合は、新しいrecreateOnConfigChanges属性を指定する必要があります。
一部の設定値
8
13
17
24
26
description アクティビティの説明文を指定します。
文字列のリソース参照を指定する必要があり、文字列リテラルは指定できません。
プログラムからは、ActivityInfoオブジェクトのdescriptionResフィールドの値としてリソースIDを取得することができます。
directBootAware ユーザが端末のロックを解除する前にアプリケーションの実行を可能とするダイレクトブートモードに対応するかどうかを指定します。
true:対応する、false:対応しない、デフォルト:false。
24
documentLaunchMode アクティビティの新しいインスタンスが起動する際、タスクをどのように扱うかを指定します。
この属性を設定することにより、最近利用したアプリケーションのリストに同一アプリケーションの複数のドキュメントを表示させることができます。
以下の項目が指定可能です。
intoExisting
既存のタスクがあれば再利用する。FLAG_ACTIVITY_MULTIPLE_TASKフラグを設定せずに、FLAG_ACTIVITY_NEW_DOCUMENTフラグを設定する場合と同じ。
always
常に新しいタスクを生成する。FLAG_ACTIVITY_MULTIPLE_TASKフラグとFLAG_ACTIVITY_NEW_DOCUMENTフラグの両方を設定する場合と同じ。
none
FLAG_ACTIVITY_NEW_TASKフラグが設定された場合のみ新たにタスクを生成する。
never
フラグの設定に関係なくタスクを生成しない。
デフォルト:none。
intoExistingまたはalwaysを指定する場合、このアクティビティのlaunchMode属性を"standard"に設定する必要があります。
21
enabled システムがアクティビティをインスタンス化できるかどうかを指定します。
true:可、false:不可、デフォルト:true。
<application>要素にもenabled属性があり、両方がtrueの時にインスタンス化が可能となります。
enableVrMode VRモードを有効にするとともに、VRリスナコンポーネント名を指定します。 24
excludeFromRecents 最近利用したアプリケーションのリストへの表示対象として、このアクティビティから起動されたタスクを除外するかどうかを指定します。
true:除外する、false:除外しない、デフォルト:false。
この属性の指定は、アクティビティが新規タスクのルートアクティビティであった時のみ評価されます。
exported アクティビティが他のアプリケーションのコンポーネントから起動可能かどうかを指定します。
true:可、false:不可。
falseに設定した場合は、同一アプリケーション、または同一ユーザIDのアプリケーションからのみ起動可能となります。
アクティビティがインテントフィルタを定義していない場合、デフォルト値はfalseです。
Android12(APIレベル31)以降をターゲットとするアプリケーションでは、インテントフィルタを定義しているアクティビティで、この属性を明示的に宣言することが必須になりました。(サービスやブロードキャストレシーバでも同様です)
finishOnCloseSystemDialogs Homeキー押下など、"close system windows"リクエストがあった時に、アクティビティを終了させるかどうかを指定します。
true:終了させる、false:終了させない、デフォルト:false。
5
finishOnTaskLaunch ユーザがタスクを起動するたびに、残っていたアクティビティのインスタンスを終了させるかどうかを指定します。
true:終了させる、false:終了させない、デフォルト:false。
forceQueryable この属性を<activity>要素に指定した場合の動作について記述が見つからなかったため、<application>要素に指定した場合の動作から推定して記述しています。
Android11(APIレベル30)以降をターゲットとする他のアプリケーションに対して、アクティビティを表すパッケージを自動的に公開するかどうかを指定します。
true:公開する、false:公開しない、デフォルト:false。
30
hardwareAccelerated 設定対象のアクティビティにおいて、画面描画を高速化するハードウェアアクセラレーションを有効にすべきかどうかを指定します。
true:有効、false:無効。
ハードウェアアクセラレーションはAPIレベル11から使用することが可能になりました。
minSdkVersionかtargetSdkVersionを"14"以上に設定した場合のデフォルト値はtrue、それ以外の場合のデフォルト値はfalseです。
<application>要素にも同じ属性がありますが、アクティビティごとに個別に制御したい場合に、この属性を設定します。
11
icon アクティビティのアイコンを指定します。
画像を定義したDrawableリソース参照を指定する必要があります。
この属性が未指定の場合は、<application>要素のこの属性の設定値が適用されます。
immersive 他のアクティビティや通知によって中断されないimmersiveタイプとするかどうかを指定します。
true:immersiveタイプ、false:非immersiveタイプ、デフォルト:false。
11
inheritShowWhenLocked ロック画面上に表示されている別のアクティビティがある場合に、このアクティビティをロック画面上に表示するかどうかを指定します。
true:表示する、false:表示しない、デフォルト:false。
使用例としては、ロック画面上に表示されているアクティビティから許可ダイアログを表示するケースなどがあります。
29
knownActivityEmbeddingCerts このアクティビティを他のアプリケーションに埋め込むことを許可する場合に、許可するアプリケーションのSHA-256証明書を指定します。
文字列リソースまたは文字列の配列リソースの形式で指定します。
GradleのsigningReportタスクを実行すると、アプリケーションのSHA証明書ダイジェストを取得することができます。
<application>要素にも同じ属性がありますが、アクティビティごとに個別に指定したい場合に、この属性を設定します。
すべてのアプリケーションに対して埋め込みを許可する場合には、allowUntrustedActivityEmbedding属性をtrueに設定します。
33
label アクティビティのラベルを指定します。
文字列のリソース参照を指定することが推奨されていますが、文字列リテラルを指定することもできます。
この属性が未指定の場合は、<application>要素のこの属性の設定値が適用されます。
launchMode アクティビティの起動方法を指定します。
どのように振る舞うかは、インテントのアクティビティフラグと合わせて判定されます。
以下の4つのモードが指定可能です。
standard
対象とするタスクに常に新規インスタンスを作成する。
singleTop
該当アクティビティのインスタンスが対象のタスクの先頭にある場合はそれを利用し、それ以外は新規インスタンスを作成する。
singleTask
シングルインスタンスで、常にタスクのルートアクティビティとなる。同一タスク内に他のアクティビティ配置可。
singleInstance
singleTaskと同様だが、同一タスク内に他のアクティビティ配置不可。
デフォルト:standard。
lockTaskMode 端末を単一目的で使用するための方式の一つであるロックタスクモードの振る舞いを指定します。
以下の4つのモードが指定可能です。
normal
startLockTaskメソッド呼び出しでロックタスクモードを開始し、stopLockTaskメソッド呼び出しでロックタスクモードを終了する。
never
ロックタスクモードにならない。システムアプリケーションのみ指定可。
always
常にロックタスクモードで起動する。システムアプリケーションのみ指定可。
if_whitelisted
パッケージに許可が与えられていれば自動的にロックタスクモードで起動し、そうでなければnormalと同じ。
デフォルト:normal。
23
logo アクティビティのロゴを指定します。
画像を定義したDrawableリソース参照を指定する必要があります。
ロゴはアクションバーのヘッダや、暗黙的インテントに対応するアクティビティを選択する時などに表示されます。
この属性が未指定の場合は、<application>要素のこの属性の設定値が適用されます。
また、ロゴを指定しなかった場合はアイコンが使用されます。
11
maxAspectRatio アクティビティがサポートする最大画面アスペクト比(画面の縦横の比率)を指定します。
Android7.1(APIレベル25)以下のデフォルト最大画面アスペクト比は"1.86"です。
Android8.0(APIレベル26)以上ではデフォルト設定がなく、画面アスペクト比が大きい端末でレイアウトに問題が生じる場合は、この属性を指定します。
指定した最大画面アスペクト比を超える部分の領域は使用されません。
浮動小数点形式で、(長辺/短辺)の値を指定します。
値は"1.0"以上である必要があり、それ以外の値は無視されます。 また、resizeableActivity属性がtrueに設定されている場合も無視されます。
26
maxRecents 最近利用したアプリケーションのリストに表示するタスクの最大数を指定します。
1から50までの整数値を指定することができます。
デフォルト:16。
タスクの数が最大数に達すると、最も使われていない(LRUアルゴリズム)タスクから削除されます。
21
minAspectRatio アクティビティがサポートする最小画面アスペクト比(画面の縦横の比率)を指定します。
指定した最小画面アスペクト比に満たない部分の領域は使用されません。
浮動小数点形式で、(長辺/短辺)の値を指定します。
値は"1.0"以上である必要があり、それ以外の値は無視されます。また、resizeableActivity属性がtrueに設定されている場合も無視されます。
29
multiprocess アクティビティのインスタンスが、アクティビティを起動した別コンポーネントのプロセス内で実行できるかどうかを指定します。
true:可、false:不可、デフォルト:false。
デフォルトでは、アクティビティのインスタンスは、それが定義されたアプリケーションのプロセス内で起動され、そのアクティビティのすべてのインスタンスが同一プロセス内で実行されます。
name アクティビティのクラス名を指定します。
この属性は完全修飾クラス名で指定する必要がありますが、先頭をピリオドで始める省略表記で指定することができ、その場合は<manifest>要素で指定したパッケージ名が付加されます。
noHistory 他のコンポーネントの画面に遷移するなどしてアクティビティが非表示になった時、アクティビティスタックに履歴を残さずに終了するかどうかを指定します。
true:終了する、false:終了しない、デフォルト:false。
3
parentActivityName アプリケーション構成の観点で、論理上の親アクティビティになるアクティビティのクラス名を指定します。
アクションバーのUPボタンを押した時の遷移先のアクティビティとなります。
<activity>要素として定義されているアクティビティを指定する必要があります。
この属性はAPIレベル16から使用可能になりましたが、それ以前のAPIレベル(APIレベル4以上)では、サポートライブラリを使用した上で、"android.support.PARENT_ACTIVITY"名の値としてアクティビティのクラス名を指定した<meta-data>要素を、<activity>要素の子要素として定義することによって、同様の指定を実現することができます。
16
permission アクティビティを起動するために、呼び出し元が保持していなければならないアクセス権限名を指定します。
この属性が未指定の場合は、<application>要素のこの属性の設定値が適用されます。
persisitableMode 再起動後もアクティビティを存続させるかどうかを指定します。
以下のモードが指定可能です。
persistRootOnly
タスクのルートアクティビティのみ再起動後も存続する。
persistNever
存続しない。
persistAcrossReboots
存続する。
デフォルト:persistRootOnly。
21
preferMinimalPostProcessing 生成された画像やビデオフレームに対してディスプレイが実行するグラフィックの後処理を最小限とするかどうかを指定します。
true:最小限の画像処理モード、false:通常の画像処理モード、デフォルト:false。
ゲームやビデオ会議などでグラフィックの改善よりも低遅延が優先される場合に、この属性をtrueに設定すると効果があります。
この属性の設定は、システム設定メニューのユーザ設定によって無効にされる場合があります。
30
process アクティビティが実行されているべきプロセスの名前を指定します。
通常はアプリケーションのすべてのコンポーネントは同じプロセスで稼働しますが、この属性でデフォルトプロセス名を上書き指定して、異なるプロセスで実行させることができます。
<application>要素にもprocess属性があり、その設定値はアプリケーションのすべてのコンポーネントのデフォルトプロセス名となります。
recreateOnConfigChanges 実行時に構成変更が発生した場合、アクティビティを停止して再起動する動作の対象としたい構成変更項目をリスト指定します。
以下の項目が指定可能です。複数項目を指定する場合は、'|'記号で連結して指定します。
mcc
IMSI国コード
mnc
IMSI事業者識別コード
Android8.0(APIレベル26)以上では、"mcc"と"mnc"に関して仕様が変更され、この属性で指定しなくても構成変更によるアクティビティの再起動は行われなくなりました。 アクティビティを再起動するように設定したい場合は、新たに追加されたこの属性を指定する必要があります。
26
relinquishTaskIdentity タスクIDを放棄するかどうかを指定します。
true:放棄する、false:放棄しない、デフォルト:false。
タスクのルートアクティビティでこの属性がtrueに設定されていると、タスクIDの決定はタスクスタックの次のアクティビティに渡され、この属性がfalseに設定されたアクティビティが現れるまで継続されます。
21
resizeableActivity アクティビティがマルチウィンドウ表示をサポートするかどうかを指定します。
true:サポートする、false:サポートしない。
targetSdkVersionを"24"未満に設定した場合のデフォルト値はfalse、"24"以上に設定した場合のデフォルト値はtrueです。
この属性は<application>要素でも指定することができます。
Android12(APIレベル31)より前のバージョンのマルチウィンドウ表示では、サイズ変更可能なアクティビティのscreenOrientation属性の指定は無視されます。

Android12(APIレベル31)以降をターゲットとするアプリケーションでは、画面サイズによって動作が変わります。
大画面(画面幅600dp以上)
マルチウィンドウ表示がサポートされます。 この属性はアプリケーションのサイズ変更が可能かどうかを示します。
小画面(画面幅600dp未満)
アクティビティの最小幅と最小高さがマルチウィンドウの要件を満たす場合、この属性をtrueに設定すると、マルチウィンドウ表示をサポートします。 falseに設定すると、幅・高さに関係なくマルチウィンドウ表示をサポートしません。
24
resumeWhilePausing 前のアクティビティが停止処理の実行中に、その停止処理の完了を待たずに、このアクティビティが再開処理を始めてもよいかどうかを指定します。
true:可、false:不可、デフォルト:false。
この属性をtrueに設定する場合は、リソースの競合に注意する必要があります。
21
rotationAnimation 画面回転時にアクティビティに適用させたいアニメーションをリスト指定します。
以下の項目が指定可能です。複数項目を指定する場合は、'|'記号で連結して指定します。
  • rotate
  • crossfade
  • jumpcut
  • seamless
指定するアニメーションの振る舞いはWindowManager.LayoutParams.rotationAnimationと同じものです。
26
roundIcon アクティビティの丸型アイコンを指定します。
画像を定義したDrawableリソース参照を指定する必要があります。
この属性が未指定の場合は、<application>要素のこの属性の設定値が適用されます。
25
screenOrientation 端末上のアクティビティの表示の向きを指定します。
以下の項目が指定可能です。
unspecified
システムが向きを選択する。端末により判断基準となるポリシーが異なる場合がある。
behind
アクティビティスタック内の直下のアクティビティと同じ向き
landscape
横向き
portrait
縦向き
reverseLandscape
通常の横向きを180°回転させた逆の横向き。APIレベル9で導入。
reversePortrait
通常の縦向きを180°回転させた逆の縦向き。APIレベル9で導入。
sensorLandscape
センサーによって通常または逆向きを判定する横向き。APIレベル9で導入。
sensorPortrait
センサーによって通常または逆向きを判定する縦向き。APIレベル9で導入。
userLandscape
ユーザが横向き固定も選択できるようにしたsensorLandscape設定。APIレベル18で導入。
userPortrait
ユーザが縦向き固定も選択できるようにしたsensorPortrait設定。APIレベル18で導入。
sensor
センサーによって向きを決定する(例えば、逆向きは無効になるなど、一部の端末では4つの向きすべてが有効になるわけではない)
fullSensor
4つの向きすべてを有効として、センサーによって向きを決定する。APIレベル9で導入。
nosensor
センサーを参照せず、それ以外はunspecifiedと同じポリシーで向きを決定する。
user
ユーザが現在選択している向き
fullUser
ユーザがセンサーを無効にして向きを選択することもできるようにしたfullSensor設定。APIレベル18で導入。
locked
現在の向きに固定する。APIレベル18で導入。
デフォルト:unspecified。
Android7.0(APIレベル24)以降では、アクティビティがマルチウィンドウ表示の場合、システムはこの属性の実行時の変更を無視します。
Android12(APIレベル31)以降では、デバイスメーカーが向きの指定を無視して、アプリケーションを強制的に縦向き表示のみとするように構成することができます。(横長ディスプレイ表示では、左右に余白を設けて、アプリケーションの縦横比を維持する)
一部の設定値
9
18
showForAllUsers 異なるユーザのアクティビティが表示されている状態でも、このアクティビティを表示するかどうかを指定します。
true:表示する、false:表示しない、デフォルト:false。
23
showOnLockScreen アクティビティがロック画面上に表示されるようにするかどうかを指定します。
true:表示する、false:表示しない、デフォルト:false。
APIレベル23では非推奨となりました。(代わりにshowForAllUsersを使用する)
17
showWhenLocked ロック画面起動中にアクティビティが開始した時、アクティビティをロック画面上に表示するかどうかを指定します。
true:表示する、false:表示しない、デフォルト:false。
27
singleUser アクティビティがすべてのユーザに対してシングルインスタンスで実行されるかどうかを指定します。
true:すべてのユーザに対してシングルインスタンス、false:ユーザごとにインスタンス生成、デフォルト:false。
この属性の設定は、ビルトインアプリケーションのみ有効です。
17
splitName 分割APK構成のアプリケーションにおいて、アクティビティが属する分割名称を指定します。
「base APK」はnullになります。
26
stateNotNeeded 状態を保存する処理を実行しなくても、アクティビティの停止・再起動を可能とするかどうかを指定します。
true:可、false:不可、デフォルト:false。
この属性をtrueに設定すると、onSaveInstanceState()メソッドが 呼び出されなくなる可能性があり、再起動時のonCreate()メソッドのパラメータのBundleにはnullが渡されます。
supportsPictureInPicture アクティビティがマルチウィンドウのピクチャインピクチャ形式をサポートするかどうかを指定します。
true:サポートする、false:サポートしない、デフォルト:false。
ピクチャインピクチャ形式をサポートするためには、resizeableActivity属性もtrueにする必要があります。
24
taskAffinity アクティビティに適用するタスクのアフィニティ名を指定します。
この属性が未指定の場合は、<application>要素のこの属性の設定値が適用されます。
デフォルトでは、アプリケーションのすべてのアクティビティは同じアフィニティ名を持っています。
アフィニティ名を異なる設定にしてグループ化することや、同一タスク内に異なるアプリケーションのアクティビティを配置することもできます。
theme アクティビティのテーマを定義するstyleリソースの参照を指定します。
この属性が未指定の場合は、<application>要素のこの属性の設定値が適用されます。
turnScreenOn 画面が消えている間にアクティビティが開始した時、画面をオンにするかどうかを指定します。
true:オンにする、false:オンにしない、デフォルト:false。
この属性は通常showWhenLocked属性と合わせて使用されます。
27
uiOptions アクティビティのUIの特別オプションを指定します。
none
特別オプションなし
splitActionBarWhenNarrow
スクリーンの横幅が狭い場合、上部のアクションバーだけではなく下部にもアクションバーを追加し、両方のアクションバーにアクションアイテムを分けて表示する。
この属性が未指定の場合は、<application>要素のこの属性の設定値が適用されます。
14
visibleToInstantApps 端末にインストールされたアプリケーションにおいて、アクティビティが「Instant Apps」と連係動作可能かどうかを指定します。
true:可、false:不可、デフォルト:false。
26
windowSoftInputMode ソフトウェアキーボードの状態とアクティビティの振る舞いについて指定します。
以下の項目の内の一つ、または"state"で始まる設定値と"adjust"で始まる設定値を'|'記号で連結して指定することができます。
stateUnspecified
システムが自動的にソフトウェアキーボードの状態を選択する。
stateUnchanged
前回アクティビティ終了時のソフトウェアキーボードの状態を維持する。
stateHidden
ソフトウェアキーボード非表示
stateAlwaysHidden
入力フォーカスを得ていてもソフトウェアキーボード非表示
stateVisible
ソフトウェアキーボード表示
stateAlwaysVisible
他のアクティビティを離れて戻ってくる遷移であってもソフトウェアキーボードを表示する。
adjustUnspecified
リサイズモードかパンモードをシステムが自動的に選択する。
adjustResize
リサイズモード(ソフトウェアキーボードの表示領域を確保するために、アクティビティのメイン画面をリサイズする)
adjustPan
パンモード(フォーカスを得ているViewがソフトウェアキーボードで隠れない位置までスクロールする)
ソフトウェアキーボードの状態のデフォルトはstateUnspecified、アクティビティの振る舞いのデフォルトはadjustUnspecified。
3
変更履歴
2016.06 APIレベル20、21で追加された属性を追記しました。
2016.10 APIレベル23で追加された属性を追記しました。
2018.01 APIレベル24で追加された属性を追記しました。
2018.07 APIレベル25で追加された属性を追記しました。
2019.02 APIレベル26で追加された属性を追記しました。
一部の属性について、仕様変更分の追記、誤記の修正を行いました。
2019.04 APIレベル27で追加された属性を追記しました。
2019.07 ターゲットAPIレベルの記載を28に変更しました。
APIレベル28で<activity>要素に追加された属性はありませんでした。
2020.09 APIレベル29で追加された属性を追記しました。
2021.05 APIレベル30で追加された属性を追記しました。
一部の属性について、仕様変更分の更新漏れの追記を行いました。
2023.09 APIレベル31で追加された属性を追記しました。
一部の属性について、記述を追記・修正しました。
また仕様変更分の追記・修正を行いました。
2024.01 APIレベル33で追加された属性を追記しました。

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