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Aptana Studioを利用したAdobe AIR開発環境構築


Web技術をベースにしてデスクトップアプリケーションを開発する技術として、Adobe AIRという技術があります。
AIRアプリケーションの開発には、FlexをベースにするものとHTML/JavaScriptをベースにするものとがあります。
ここでは、Web統合開発環境であるAptana Studioを利用して、HTML/JavaScriptベースのAdobe AIRの開発環境を構築する手順を紹介します。
  このページのコンテンツは、2010年12月における動作確認に基づいて作成しています。
その後のプロダクトやモジュールのバージョンアップにより、手順や操作などが変更される可能性があります。
また、特定の環境においてのみ動作確認しているため、記載通りの結果にならない可能性があることをご了承ください。
プロダクト バージョン
Windows7 Professional 64bit
AIRランタイム 2.5.1
Aptana Studio 2.0.5
Pleiades 1.3.2
AIRプラグイン 1.5.0
AIR SDK 2.5

AIRランタイムのインストール

AIRアプリケーションを実行させるためにはランタイムをインストールする必要があります。
AdobeのサイトからAdobeAIRInstaller.exeをダウンロードして、実行します。
Windows7にインストールすると、「コントロールパネル」の「プログラムと機能」には、「Adobe AIR」という名前で登録されました。

Aptana Studioのインストール

Aptana StudioはEclipseプラットフォームを採用したWeb統合開発環境です。
スタンドアローンツール、または既存のEclipseに追加するプラグイン形式のものが提供されています。
そして、Adobe AIRアプリケーションを開発するために、AIRプラグインを利用することができます。
ここではスタンドアローンツールのインストールについて説明します。
Aptanaのサイトで、Standalone Versionの方を選択し、Aptana_Studio_Setup_2.0.5.exeをダウンロードして、実行します。
32bitアプリなので、デフォルトのインストール場所は「C:¥Program Files (x86)」になります。

Aptana Studioの日本語化

Aptana Studioは日本語化されていませんが、Eclipseプラットフォームなので、Eclipseの日本語化プラグインPleiadesを適用することができます。
スタンドアローンのAptana Studioでも、特に問題ありませんでした。
Pleiadesは、Eclipse本体とセットになった「All in One」形式のものと、プラグイン単体のものが提供されています。
既存のEclipseを日本語化する場合と同様に、プラグイン単体をインストールします。

まず、Pleiadesのサイトで、「Pleiades 本体ダウンロード」セクションの「安定版」「1.3.2」のリンクをクリックして、pleiades_1.3.2.zipをダウンロードします。
次に、ダウンロードしたZIPファイルを解凍し、featuresフォルダとpluginsフォルダをインストール済みのAptana Studioのそれぞれのフォルダにコピーします。
Aptana Studioのフォルダ構成はEclipseとほぼ同じで、featuresフォルダとpluginsフォルダはEclipseと同じように配置されています。

そして、AptanaStudio.iniという初期設定ファイルの末尾に以下の1行を追記します。
-javaagent:plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar
AptanaStudio.iniファイルはEclipseのeclipse.iniと同じ役割を果たすもので、メモリ設定などは同じ書式で指定することができます。

Aptana Studioを起動するとメニューが日本語化されているのが確認できます。
ファイル(F) 編集(E) ナビゲート(N)などのメニューが表示されます。
Aptana Studioウィンドウの日本語メニュー

AIRプラグインのインストール

AIRプラグインは、プラグイン・マネージャービューからインストールすることができます。
プラグイン・マネージャービューは、「My Studio」ページの「View Plugin Manager」リンクをクリックして表示させます。
「ウィンドウ」―「ビューの表示」サブメニューから「その他」を選択して、「ビューの表示」ダイアログを表示させ、「Aptanaビュー」カテゴリから選択して表示させることもできます。
プラグインマネージャービューには、プラグインの名前、バージョン、リリース日などが一覧表示されます。
プラグインマネージャービュー
プラグイン・マネージャービューの右上の緑色のプラス記号のツールボタンをクリックして、「Install Additional Features」ダイアログを表示させます。
「Install Additional Features」ダイアログに追加対象のプラグインが一覧表示されます。
「Install Additional Features」ダイアログ
「Desktop Application Platforms」を展開して、「Adobe AIR 1.5」を選択します。
  インストールしたAIRランタイムのバージョンは2.5なので、アプリケーション開発の際は修正が必要になります。
「インストール」ボタンをクリックすると、「インストール」ダイアログに移ります。
「インストール」ダイアログには、使用可能なソフトウェアとして「AIR」が表示されます。
「インストール」ダイアログ
「AIR」を展開して、「Aptana Support for Adobe AIR」を選択します。
「次へ」ボタンをクリックし、確認画面でもう一度「次へ」ボタンへクリックします。
ライセンス条項に同意して、「完了」ボタンをクリックすると、インストールが開始されます。

AIRプラグインをインストールすると、Aptana StudioウィンドウのツールバーにAIR関連のボタンが表示されるようになります。
ツールバーのファイル関連のボタンの右に4つのAIR関連のボタンが表示されるようになりました。
Aptana Studioウィンドウの一部

AIR SDKのインストール

ダウンロードしたZIPファイルは、解凍して適当な位置に配置します。

次に、Aptana Studioの「ウィンドウ」―「設定」メニューを選択して、「設定」ダイアログを表示させます。
左ペインに「Aptana」という項目が表示されています。
Aptana Studio 設定ダイアログ
左ペインの「Aptana」を展開し、「AIR SDKs」を選択します。
「追加」ボタンをクリックし、先ほどダウンロードしたSDKを登録し、デフォルトに指定しておきます。

配布パッケージの作成

最後に、配布パッケージの作成について、補足説明します。
開発したAIRアプリケーションは、AIRパッケージという形式で配布し、これをインストールすることで使用可能になります。

ツールバーの「Export Adobe AIR Package」ボタンをクリックすると、AIRパッケージ作成ウィザードが起動しますが、途中で証明書を付与する設定画面が表示されます。
以前のバージョンのAptana Studioにはデフォルト証明書というものがあったようですが、V2.0.5にはありません。
正規の証明書を取得して登録するか、自己署名の証明書を作成する必要があります。
自己署名の証明書を付与したAIRパッケージの場合は、インストール画面で「発行者」の欄が「不明」と表示されます。

証明書は、「設定」ダイアログの「Aptana」-「AIR Certificates」カテゴリで登録します。
なお、証明書を付与せずにAIRパッケージ作成を進めていくと、拡張子が「.airi」という中間ファイルしか作成されず、これをインストールすることはできません。

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